白髪染めでアレルギー。その対処法

白髪の女性 シニア

こんにちは。このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。

シニアのアッコさんともうします。シニアですから、もうすんごい白髪が生えております。

みなさんは、白髪は生えてきていませんか?

この年になると、白髪が多くて大変です。

ほかの方も染めている人が多いし、

仕事をしているうえでは白髪だらけの頭だと、

周りから疲れているように見られてしまいます。

そのうちに白髪染めでアレルギーが出てきて、もう白髪で過ごすしかないかなと思っていましたが最近では、それなりの対処法があることがわかりました。

今回は、その原因と対処法をお伝えしたいと思います。

最初は普通の白髪染め。

私はわりと若いころから白髪が多くて、困っていました。

40代後半までは染めずに過ごしていました。

だけど、流石に周りから私の白髪を気にしているとの声も少しづつ聞かれて、染めることにしました。

染めた後は、髪の毛に違和感はあるものの、周りからは高評価。

真っ黒だとそれはそれで、違和感があるので、ダークブラウン。

もっと茶色にして~など、無理な(嬉しい?)お願いもされました。

だいたい3か月に一度、カットとカラーリングをすれば大丈夫でした。

それが50代後半になると、

2か月に一度は根本も染めないといけなくなってきました。

だんだん白髪の量が増えて、目立つようになったのですね。

そのうち、アレルギーが出てくるようになりました。

症状としては、

  • 染めているときから目が染みる感じ
  • 痒くて、染めた3日後には、頭皮がはがれてフケがたくさん出てきた
  • 液状のものも染み出てきて、少し盛り上がりも

アレルギー性のかぶれと刺激性のかぶれの違い

かぶれには、「アレルギー性」と「刺激性」があります。かぶれがアレルギー性であるかは皮膚科に相談しましょう。

アレルギー性のかぶれとは

皮膚についた化学物質から体を守るための仕組みが過剰の反応し、体に障害をもたらすことです。かゆみを感じ、その後に赤み、腫れ、ぶつぶつなどの症状が出ます。一度アレルギーになると一生、その物質に触れるたびに症状が出ます。

刺激性のかぶれとは

皮膚が敏感な方や皮膚に傷があって皮膚のバリア機能が弱っている方が皮膚についた化学物質によって、赤み、痛み等の症状を引き起こします。その物質に触れても、皮膚の状態により、症状が出たりでなかったりします。

白髪染めのアレルギーの原因

白髪染めの成分の中には、アレルギーを起こしやすい物質が入っています。消費者庁にも毎年約200件ほど白髪染めが下人と思われるアレルギーの報告があり、注意を促しています。

白髪染めを始めたら、痒み、湿疹の他、抜け毛が増えるなどがある場合は白髪染めの化学物質によるアレルギーの可能性があります。

そのまま使い続けると、目や顔が腫れあがったり、最悪の場合はアナフィラキシーと呼ばれる重篤な症状を起こす場合も考えられます。

ジアミンという成分がアレルギーの原因

白髪染めのヘアカラーの主成分は酸化染料剤です。中でもジアミン(パラフェニレンジアミンなど)と呼ばれる化学物質は特にアレルギーを起こしやすいと言われています。

一般的に美容院や市販品の白髪染めには、このジアミンが含まれています。このジアミンは様々な色を作り出すことが出来る上、濃い色での染毛が可能なので、多くの白髪染めに使用されています。色持ちもよく、ジアミンに代わる物質がないのです。

注意

白髪染めでジアミンアレルギーが出た場合、ジアミンを含むヘアカラーは使用しないようにしましょう。

重症化すると怖い白髪染めアレルギー

白髪染めを使用中、少し痒いかな?と思われたり、皮膚がぴりぴりしたりする程度でも、その後はジアミン系の入ってヘアカラーは使わないようにしましょう。

ジアミンアレルギーは白髪染めを繰り返すことで、重症化する傾向があります。

消費者安全調査委員会のまとめたジアミンアレルギーによるアナフィラキシー症状は次の通りです。

  • 動悸
  • 息切れ、呼吸困難
  • 皮膚の発赤
  • 血圧低下
  • 全身の蕁麻疹
  • 腹痛や嘔吐

白髪染めによるアレルギー症状は6時間たったころから現れることが多く、症状のピークは48時間前後と言われています。アナフィラキシー症状は時間をおいて現われてくることがあることに注意が必要です。

アナフィラキシーかと思われるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。

皮膚科ですよ。

また、白髪染めをする場合は事前に必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)をするように。(自宅でパッチテストをする場合は、白髪染めをする48時間前にしておきましょう)。また、一度アレルギーが出た方は、パッチテストもやめるようにしましょう。

白髪染めアレルギーの治療法

皮膚科を受診したら、症状に応じてステロイド剤の外用薬や、抗アレルギー剤、抗ヒスタミン剤の内服薬、ステロイド内服薬などが処方されます。

多くの場合、こうした治療で症状は治まります。

ひどい場合には、入院して、点滴などの治療が行われます。

白髪染めアレルギーでの対処法(私の場合)

幸いにも私の場合は、顔には症状がでることもなく、皮膚科には行かずにすみました。

そして、行きつけの美容院で相談することにしました。

最初は美容師さんから、予め頭皮にオイルを塗ってから染めると大丈夫な方もいますよ、

と言っていただき、しばらくはそれで大丈夫でしたが、

それでもアレルギーがひどくなってきました。

もう、いよいよカラーリングは諦めるか、と思っていたら、

マニキュアだったら大丈夫ですよ」と美容師さん。

ヘアマニキュアへ

半信半疑でしたが、試してみました。

お値段もそう変わらなかったのは

助かりました。

結果、マニキュア大丈夫でした。

なんとか、しばらくはこれで過ごせそうですが、

今では3週間に一度は根本染めをしないとだめになってきました。

お金に優しくないですね。

ご自分でヘアマニキュアされている方もいると知り、

自分で塗ってみましたが、どうにも私は上手くできませんでした。

結局美容院でやってもらうことが一番でした。

外に仕事に出かける間はマニキュアを続けるかもしれませんが、

そのうちシルバー(ホワイト?)ヘアも考えるかもしれません。

シルバーヘアー?

シルバーにするには、装いやお化粧もそれなりに変えていかないといけないかもしれません。

この年になってくると、若いころは無頓着ですまされた、

身の回りのお手入れがより必要になってきますね。

ここで手を抜くか、頑張るかで随分老後のたたずまいに違いが出てくるのかと思います。

でも、若いころは半年に一度のヘアカットでもよかったのが、

今は頻繁に美容院に通っているおかげで、

ヘアスタイルは常に素敵に(自分で思うには)保つことができている気がします。

詳しく、ヘアカラーとアレルギーについて知りたい方は、日本ヘアカラー工業会のホームページへどうぞ。

JHCIA 日本ヘアカラー工業会

コメント

  1. ひみつのみっきちゃん♪ より:

    白髪にそんなに気を使われるなんて、あっこさんはそれはそれはオシャレなのでしょう✨

    シルバーヘアに憧れる気持ちは分かります(楽そうですし)

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