こんにちは。
このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。
社会福祉士の資格を持っている、あっこさんと申します。
シニアです。主人もです。
定年後になっても、年金だけでは不安ですね。
シニアになってから引きこもって家にじっとしているより、少しでも働いていきたいと考えている方はたくさんいると思います。
私は、50代後半になってから社会福祉士の資格を取りました。
社会福祉士の資格を取るに至った理由をここではご紹介しますが、
直接社会福祉士の資格に向けての記事はこちらになります。
定年後の嘱託の収入が今後は減っていく
60歳以上で定年退職すると、年金受給開始までの5年間再雇用する制度がありますが、これだと定年前の収入より大幅に下がります。今までと同じ仕事内容でも変わらないのに、収入だけ下がりトラブルになることもあるそうです。
雇用保険に5年以上加入していて65歳未満の労働者で、60歳時点の給料に比べてそれ以降の給料が75%未満になってしまった場合、高年齢雇用継続給付という制度があり、給付金が受け取れます。(現在は60歳以降の各月の賃金の15%が支給されますが、令和7年度から10%になります)。
(厚労省ホームページより)
現在は65歳までは、嘱託で少なくなった収入がハローワークから15%支給されますが、10%に減っていきます。今後も減っていくことが予想されますね。
60歳以降でも働いている状況を調べてみました。(2019年時点 令和2年版高齢者社会白書)
男性の就業状況
- 60~64歳 82.3%
- 65~69歳 58.9%
- 70~74歳 41.1%
- 75歳以上 15.6%
女性の就業状況
- 60~64歳 58.6%
- 65~69歳 38.6%
- 70~74歳 24.2%
- 75歳以上 6.7%
こうしてみると、65歳以上で働いている人は半数以上になります。意外と多いという印象ですね。
もらえる年金も少なくなってきており、70歳までは働きたいと考えているシニアの方は多いですね。
ここで、嘱託で働くという選択肢のほかに、新たに仕事を探したいと考えている方も多いはずです。
新たな会社で、自分の経験を生かして再就職したい!
そのように考えている方も多いと思います。
その他にも、年金を少しでも増やす方法もあります。これは、条件に合えば追納することができます。付加年金も払えますので、よろしければ詳しくはこちらから
60歳以上の人は国民年金の任意加入をお勧め(どれくらい増えるか私の場合を公開します)
60歳からの仕事の探し方。ハローワーク
ハローワークには、シニア世代向けの就職相談窓口として「生涯現役支援窓口」が設置されています。
以下は、ハローワークのホームページです。
https://jsite.mhlw.go.jp/niigata-hellowork/var/rev0/0124/0619/shogaigeneki.pdf
ここでは、
- 高年齢求職者向けの求人情報の提供
- 各種技能講習の紹介
- チームによる個別支援
- 各種ガイダンスの実施
- 多様な就業ニーズに応じた情報の提供
といったサービスが受けられます。
アルバイトと経験を生かして転職サイトで高収入を得る
ここから、勤務地や職種、土日祝日休み、未経験など自分に合う条件を選んで探すこともできます。
いくつかの求人サイトがあり、ネットで「60代 求人」で探すと、いくつかのアルバイト、パート、などのサイトが出てきます。
もし、今までの専門性を生かしたいのであれば、
それなりの転職サイトを活用した方がいいと思います。その場合、60歳を過ぎてしまうと
難しくなってしまうので、できるだけ早い時期、50代のうちに動かれたほうがいいと思います。
50代のキャリアを生かせる転職サイトを一つご紹介。
他にもいくつかサイトがあると思いますが、ここでは年齢、男性、女性といった条件からさらにお勧めの転職サイトを紹介しています。
生きがいを求めて地域に貢献する働き方-シルバー人材センター
あまり、高収入を考えておらず、どちらかというと生きがいを求めている方には
シルバー人材センターがあります。
シルバー人材センターでは、地域社会の活性化に貢献する組織で、市町村単位で置かれている都道府県知事の指定を受けた社団法人になります。
公益社団法人全国シルバー人材センター事業協会のホームページ
自転車駐輪場の管理人さんや、近所のお庭の手入れ、などでしょうか。無理なく働ける環境が整っていますが、賃金は安い!です。
新たに資格を取得することも選択肢の一つとしてお勧め。厳選4つの資格
ここで、是非一つの参考にしていただきたいことが、新たに資格を取得する、という選択肢です。
新しく資格を取るなんて、お金もかかるし、勉強するにももうついていけそうにない・・・なんて、考えなくて大丈夫です!
お金の方は、頑張る方にはそれなりのサポート体制がありますし(途中でやめてしまうと、お金はかかってしまうかも・・・)、勉強する環境も心配する必要はありません。結構高齢の方がたくさん受講されていて、励みになるし、新たな仲間ができる可能性も十分です。
さらに、資格を持っているとその資格を持っている人から優先的に採用してくれる職種も意外とたくさんあります。資格を持っている人と持っていない人との賃金の格差もあります。
年齢を重ねたからこそわかる、コミュニケーションや冷静な対応などが必要とされる仕事もいろいろあります。
新しい窓を開くことも考えてみてはどうでしょうか。
次からは、お勧めの4つの資格をご紹介。
介護福祉士
国家資格です。
受験資格は福祉系高等学校卒業、養成施設(2年以上)、もしくは3年以上の実務経験が必要です。
3年以上の実務経験を得るためには、
実務経験の対象となる施設(事業)、職種で「従業期間」3年(1095日)以上、かつ「従事日数」540日以上働いている必要があります。さらに実務者研修修了者となることが必要です。
現在は高齢化社会。介護業界は常に人手が足りない状況が続いています。
体力的、精神的に厳しい、きつい面もありますが、この介護福祉士の資格を持ち、実務5年以上の経験があれば、ケアマネージャーへの道もあります。
ケアマネージャーの試験に合格する必要がありますが、ここでランクアップすれば独立することも可能です。
また、この資格を持っていれば、ご自身の家族、また自分自身の老後の選択肢も増え、いろいろなサービスを受ける上で選択しやすくなります。
ここは、社会人から介護福祉士になるための最短ルート、職場、受験対策などが網羅されているホームページです。
ファイナンシャルプランナー
国家資格と民間資格があります。
国家資格のFP技能士は1,2,3級の3段階に分かれます。(試験は2,3級は年に3回、1級は年に2回)
2級FP技能検定の受験資格は、
・日本FP教会が認定するAFP認定研修を修了した者
・3級FP技能検定、または厚生労働省認定金融渉外技能審査3級の合格者
・FP業務に関して2年以上の実務経験を有する者
とあります。認定された講座を受講終了すれば3級の資格や実務経験がなくても、だれでも受検することができます。
FP技能士3級は比較的チャレンジしやすいです。
民間資格はCFP資格とAFP資格があり、CFP資格の方が難易度が高いです。
CFP資格とFP技能士1級とほぼ同水準です。
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言語聴覚士
国家資格です。
聴覚、音声、言語機能障害を持つ人の機能維持、向上を目指す言語訓練のスペシャリスト。
学校、病院、施設などで求人があります。
高卒の場合は、文科省が指定する学校(3~4年制の大学、短大)または都道府県知事が指定する養成所(3~4年制の専修学校)を卒業することで受験資格が得られます。
4年制大学卒の場合は、指定された大学、大学院の専攻科または専修学校(2年制)を卒業することで受験資格が得られます。
このホームページは日本言語聴覚士協会です。
養成学校についても探すことができます。
社会福祉士
国家資格です。
病院、行政、施設、学校、その他いろいろな場所で働くことができます。
今は求人の需要が高く、定年を設けていない職場も沢山あります。
これは、私自身が取得した資格で、次のページでご紹介しようと思います。
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