社会福祉士に向いている人とはどんな人か(社会福祉倫理要綱)

色々な人の手が同じ木に置いてある 社会福祉士

こんにちは。

このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。

アッコさんと申します。私は50台後半で社会福祉士の資格を取りました。

通信教育におよそ2年間通い、レポートを毎月提出。実習も行きましたよ。

今では、社会福祉の資格を活かして仕事をしています。定年制がないので、頑張るつもりがあるならいつまでも頑張れそうです。

是非、お勧めの資格です。そんな社会福祉士の資格を取るのに向いている人のお話を今回はお伝えします。

社会福祉養成施設で、

最初のスクーリングで勉強したことで印象に残っていることを二つ。

これは、一番大事なことなので、

これに抵抗がある人は、向いていないかもしれません。

逆に言うと、なるほど~と思われる方は大丈夫。

自身を持って社会福祉士を目指してください!

自己覚知と倫理要綱

一つは、自己覚知

もう一つは社会福祉士倫理要綱

です。

数少ないスクーリングの授業の中で

時間をしっかり取って教えられました。

社会福祉士の自己覚知

では、自己覚知からお伝えしますね。

グループ分けをされた後、自己覚知の大切さの話がありました。

援助者が自己の価値観や感情などについて理解しておくこと。人は誰かに関わる際に、自己じの価値観などを基準にして、その人をみることが多い。そのままではクライエントを正しく理解できない。

社会福祉用語辞典より

簡単に言うと、自分の考え方の癖を知っておくこと、です。

これが一番大事というソーシャルワーカーさんもいます。

自分の癖は、なかなか直しづらいもの。

でも、それがわかっている状態と

わかっていない状態では

支援していくうえで雲泥の差が

あるのです。

社会福祉士の倫理要綱

社会福祉士倫理要綱とは、

全ての社会福祉士さんが常に意識しておくべき

事柄です。

原則

  • ①人間としての平等と尊厳
  • ②自己表現の権利と社会の責務
  • ③ワーカーの職責

クライエントとの関係

  • ①クライエントの利益の優先
  • ②クライエントの個別性の尊重
  • ③クライエントの受容
  • ④クライエントの秘密保持

機関との関係

  • ①所属機関と綱領の精神
  • ②業務改革の責務
  • ③専門職業の声価の保持

行政・社会との関係

  • ①専門的知識・技術の向上
  • ②専門的知識・技術の応用

専門職としての責務

  • ①専門性の維持・向上
  • ②職務内容の周知徹底
  • ③専門職の擁護
  • ④援助方法の改善・向上
  • ⑤同僚との相互批判

「よくわかる社会福祉」第10版から、「日本スクールソーシャル協会の倫理要綱の概要」

となっております。

いやー、長いですね。

今更ながら、こんなにたくさんあったかな?と

思ってしまいますが、

要するに、

相手の立場になって

寄り添って、

秘密を守って、

相手も周りもよくしていきましょう

そして常に自分磨きをしていきましょう

ということです。

もちろん、人間ですから全ての事が常に守られているわけでは

ないのです。

ベテランの社会福祉士さんも、倫理要綱はいつも鞄の中に入れて

持ち歩いている方もいらっしゃいます。

「こういうものがある」と意識をされること、

そして時々自分を振り返って

いかん、いかん、と言って

反省できる方であれば

もう社会福祉士の資格は、十分にあります!

慣れない言葉も沢山でてきますね。

大丈夫です!

実際の現場では、こういう言葉は

あまり使うことはありません(私の場合)。

社会福祉士に向いている人のまとめ

だらだらと書いてしまいましたが、

要するに

自分の良いところ、悪いところを知ることに抵抗が無い人

周りの人達を幸せにしたいという強い思いと

口が堅い人(これ、大事!)

が向いている、ということです。

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