こんにちは。このブログを訪問してくださってありがとうございます。
あっこさんと申します。子供を二人連れて、アメリカに4年間住んでいたことがあります。
今回は、アメリカの学校事情のお話です。
子供たちが転入した学校事情をもう少し。日本人学校、現地校、補習校、インターナショナルスクール、などの違いと、私たちの学校の教科書についです。
我が家では子供たちは、現地校(私立)に
転入させました。
日本人学校か、現地校か
普通、海外赴任というと子供たちは
日本人学校か、現地校に入れるか
をまず悩みます。
日本人学校とは、
文科省が国内と同等の認定を受けている、
小学校から中学校もしくは高等学校までの学校のことです。
そこを卒業すると、日本国内でも同等の卒業認定がもらえます。
運営は日本人会や進出企業の代表者などからなる学校運営委員会などです。
ここを卒業すると、卒業認定がもらえます。
日本人学校がないところは、
日本人補習校があるところがあります。
補習校とは、
現地の学校やインターナショナルスクール等に通学
している日本人の子供に対し、土曜日や放課後などを
利用して国内の小、中学校の教科について日本語で授業を
行う教育施設です。現地の日本人会などが運営主体です。
ここでは卒業認定はもらえません。
(各校で事情が異なると思うので、それぞれ確認されることをお勧めします。)
ノースカロライナには日本人学校がなかったので、
我が家はノースカロライナのローリー補習校に通わせることに
しました。卒業認定はもらえません。
我が家は平日は現地校、土曜日は日本人補習校
高速を利用して車で1時間。
毎週土曜日の午前中に、算数、国語。
その他に運動会などの行事がありました。
補習校に通わせるのは、
子供たちも保護者も日本人同士日本語で話をして
日本の文化を忘れずに情報交換をする場所として
また、ストレス発散の場所として
とても大事なところだからです。
補習校の話は、こちらからどうぞ。
なんと、現地校にESLクラスがない!
子供たちが通う私立の現地校では、
ESLクラスがありませんでした。
ESLクラスとは
English as a Second Language
の頭文字を取ったもので、
英語を母国語としていない生徒、や一般人に対して
英語を教える教室のことです。
アメリカ国内は移民が多いので
大抵の学校にはESLクラスがあると聞いていました。
そのクラスがないことにまず驚きました。
下の子は幼稚園(キンダーガーデン)なので、
そのままで大丈夫だろうということになり、
上の子は小学校4年生だったので結構授業内容が
教科書に沿って行われており、授業内容は本人にとって
かなり難しいものでした。
ただし、後になってわかりますが、現地校に数年間通った生徒は
帰国したときに帰国枠で高校入試を受けることができました。
苦労して頑張った生徒には、それなりの優遇措置が
あるということなので、安心していただいて大丈夫です。
アメリカの教科書(テキスト)はなんとレンタル
そういえば、
8月の新学期(新しい学年のスタート)の
前に、教科書を学校まで一人一人借りに行く日が決まっていました。
そうです。もらえるのではなくて、借りるのです。
しかも、結構お高い。
4年生の教科書で全教科で2~3万円くらいしたと思いました。
学年が終わると返却しなければならないので、
教科書に書き込むことは禁止です。
ボロボロのものから新しいものまでいろいろでした。
全ての教科書がハードカバーの本でかなり重たく
大きなバックパック(リュックサック)にぎっしり詰め込むと
歩くのも大変。
バックパックでなくて、ローラー付きのキャリーバッグに
教科書を入れている生徒がほとんどでした。
車で通学するのが当たり前の文化でした。
高校生になると、自動車免許を取って自分で車を運転して
学校に通う生徒もいました。
なかなか日本式の勉強が難しい中、苦労して家庭教師を自宅で頼んでいる方もいらっしゃいました。
最近では、こんなオンラインで海外子女向けでも学習できるサービスがあるようです。
よろしかったら、無料で体験してみられてはいかがでしょうか。
当時、こういうサービスがあればよかったのに、と今更ながら実感しています。
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