アメリカ現地校生活。自宅でバースデイパーティー!頑張りました

birthday-party アメリカ生活

こんにちは。あっこさんと申します。

もうシニアになってしまいましたが、ウン十年前に当時幼稚園と小学生の子供を連れて

アメリカに4年住んでいました。

子供たちは現地校に通わせ、言葉が全くわからない子供たちを現地校になじませるために

必死でした。

最近では、事情が異なると思いますが、今回は、当時のそんなエピソードをいくつかご紹介します。

最初の壁。バースデイーパーティーはどんな感じ?

アメリカの子供たちは、もう定番のようにバースデイパーティーを開きます。

お住まいの地域によっては、異なるかもしれませんが、低学年の子はほぼクラス全員を招待するのがお決まりでした。子供が人気があるかどうかは、関係ないようでした。

上の子が小学生。下の子が幼稚園でしたから、日曜日は、毎週のように誰かのバースデイパーティーにお呼ばれされていました。

土曜日は私たちは日本語補習校に行っていたので、日曜日に皆さん開いていただいていました。優しいですね。

学校が私立(プライベートスクール)だったので、生徒数が少なかったからかもしれません。

バースデイパーティーに参加する時の流れ

  • パーティーを開く2週間ほど前あたりから招待状をもらいます。
  • 出欠の連絡をします。
  • プレゼントを用意します。
  • パーティーに参加。

可愛い招待状を学校から帰ってくるともらってくることがあります。それに対して参加できそうなら参加しましょう。あまり欠席する生徒はいなかったように思います。

プレゼントは、悩みましたね。相談先としては、日本語補習校に通っていたので、そこのママ友にも相談しました。

はじめのうちは、日本的なものもうれしいかなと思って、けん玉をプレゼントの中に忍ばせたり。

きっと、?が出ていたと思います。あとは、和紙で折り鶴を折って入れたり。

メインのプレゼントは、トイザらスで買ったボードゲームなど。幼稚園の男の子は、これで大丈夫でしたが、少し大きくなってくると、ラジコンを買ったりしました。おおよそ10ドルから20ドル程度のものを用意しました。

上の子は女の子で小学校4年生だったので、さほど高価ではないバッグを買ってあげたり。

実際のアメリカ現地のバースデイパーティーは?

ドキドキしながら時間厳守で参加します。もう、主催者のママもパパも私たちが日本人で何もわかっていないことをご存じでしたので、気遣いは要らないのよ、と言いながら中に通してくれました。

プレゼントもその流れで渡しました。

実際のパーティーは、本当にさまざまでした。

印象に残っているアメリカのバースデイパーティー

男の子(幼稚園ー小学生)

自宅を開放してくださり、リビングでマジシャンを呼ばれていました。マジックショーをみんなで観てケーキを食べました。あとは、子供たちが遊んでいる間に部屋の中を簡単に開放してくださり、見せていただけました。

女の子(小学生ー中学生)

中学1年くらいの時でしょうか?女の子全員がまず美容院に連れていかれ、そこで髪を全員セットしてもらいました。娘の髪は黒々として長くて量もあったので、美容師さんたちの注目の的だったようです。そのあと、レストランで食事。

それともう一つ印象に残ったのは、女子全員でお泊りの準備をして、その子の家に向かうと、チャーターバスが止まっていて、そこから全員バスでその子のおばあちゃんの家まで泊まりに行きました。子供たちは、みんな悲鳴を上げて喜んでいました。

アメリカで子供のバースデイパーティーを開くには?

みんな気合が入ってましたよ。もちろん、簡単に済まそうと思えば、ボーリング場やローラースケート場でバースデイパックがあったりします。全部用意してもらえます。マクドナルドでも用意されていました。

でもね、遠くの異国から来た日本人のバースデイパーティー、みんな期待していますよね。

マクドナルドで済ませてしまうには、相手にも失礼かな?かといって何をすればいいのか悩みました。

開かなくてもいいけど、できれば開いてあげたいバースデイパーティー

悩みに悩んで、補習校のママ友に聞くと、日本人はバースデイパーティーは開かない!という言葉でした。もちろん、開かなくてもみんな許してくれるし、そのことで子供が差別を受けることはありません。

でも、子供たちや今後を考えると、少し頑張っておきたいですよね。

そこで、考えに考えたのが、アメリカに住んで2年目。上の子の娘のバースデイパーティーを自宅でひらきました。頑張りましたよ。

自宅で開いたバースデイパーティーとは?

  1. もちろん、招待状を出します。
  2. 出席者全員の人数を確認して、ケーキの注文、その他の準備をします。
  3. 当日は家庭教師の先生にも手伝ってもらいました。
  4. パーティーを開きます。パンをみんなで焼いて、焼いている間に映画のDVDを見ました。
  5. お土産を渡して、解散です

前日までにする準備

1.招待カードを人数分用意して、配っておきます。子供が学校で渡しました。カード自体はスーパーなどにたくさん安いものがセットで売られていました。

2.返事をもらったら、人数分の紙皿、紙コップ、紙ナプキンなどを用意します。これもスーパーでセットで可愛いものがたくさん売られていました。

当日みんなで作るパン用デコレーションを買いました。チョコレートシロップやチョコレートフレーク。カラフルなものを。他には、レーズンやシナモンシュガー、ホイップクリームなど。また、

出来上がったパンを入れるジップロックのタッパーケースを人数分買いました。

当日みんなで観るDVDも探しました。売り出されたばかりのDVDで、中学生くらいの女の子が好みそうなDVDを探しました。当時アメリカで流行っていた、女の子のスパイものアクション(だったかな?)を用意しました。

その他、炭酸ドリンクを数種類とDVDを見ながらつまめるスナック菓子、フルーツなど。

あと、忘れてはいけないのが、バースデイケーキ。日本式のケーキよりも、アメリカのこてこてカラフルな物の方が喜ばれるかな?と思って注文しておきました。名前も入れてもらいました。

当日の準備

  • 注文していたケーキを取りにいきました。
  • もちろん、掃除をして、ドリンク、ケーキ、紙皿の準備をしておきます。
  • リビングには、つまめるポテトチップやブドウなどのフルーツを大皿に盛っておきました。
  • ダイニングには、持ち帰り用のジップロックバッグも人数分用意しておきました。
  • 時間を逆算して、パーティーを開く時間にパン生地がこねあがるようにホームベーカリーをセットしておきます。

パーティーを始めてからの流れは

  • 入ってきた子供たちに飲み物の好みを聞いて渡していきました。
  • 子供たち一人ひとりに、寝かせて置いたパン生地を成型してもらいます。
  • 全員成型したら、子供たちはリビングに集めてDVDを観てもらいます。
  • 焼きあがったパンをさましておきます。
  • DVDを見終わったら、みんなで好きなものをトッピングしてもらいます。(ほぼチョコ)
  • バースデイケーキを切ります。ケーキの中では、コーナーが人気です。みんなが本人にケーキのコーナーを勧めてくれました(クリームが多いから)。
  • ろうそくに火をつけてみんなが「願いを心の中で唱えて」と言い、その後で娘がろうそくの火を吹き消します。みんなは「ハッピーバースデイ!」と言ってくれました。
  • ケーキやスナックを食べて、しばらくゆっくり時間まで過ごしました。
  • 出来上がったパンをジップロックバッグに各自入れてもらい、お土産に持って帰ってもらいます。

以上の流れを家庭教師の先生に時々通訳してもらいながら、すすめました。

どきどきしたけど、話をしなくてもいいし、パンの焼けるいい匂いはアメリカではほとんど嗅ぐことが出来なかったので、概ね好評だったと思います。

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開いて良かったバースデイーパーティー

お迎えに来たお母さんたちからは、いい匂いがすると言っていただけました。

子供の一人からは、私のエプロンの模様が素敵、とほめてもらいました。

どきどきするし、大変だったけど、今となってはやってよかったと思うバースデイパーティーでした。

もちろん、ボーリング場で簡単に済ませることもできるし、パーティーを開かない子も沢山います。無理して開く必要はないけど、せっかくアメリカという異文化の中に住んでいるのです。周りから誘ってもらうばかりでなく、こちらからできるだけのことをやると、後になって本当にいい思い出になりました。

良かったら、是非できる範囲でやってみることをお勧めします。

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