現地アメリカのクリスマス(招待されたディナーはムースのロースト)究極のジビエ料理

クリスマスツリー アメリカ生活

こんにちは。このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。

あっこさんと申します。シニアです。子供二人を連れてアメリカに4年間住んでいたことがあります。

アメリカでは、10月からハロウィーンを、11月はサンクスギビングを、そしていよいよ12月。

そう、クリスマス。一年で一番楽しみなクリスマス。

今回は、そんなアメリカのクリスマスの様子をお伝えします。

クリスマスは、当日になるまで様々な準備やイベントがあります。ここでは、学校のイベントや町の様子、そしてカナダ出身のご夫婦からディナーを招待され、ご主人が仕留めたムースのローストをごちそうになったお話をご紹介します。

学校のクリスマスイベント

もちろん、学校全体でクリスマスの準備をします。学校のいたるところにクリスマスの飾りつけ。

そして、クリスマスコンサート。全員でクリスマスソングを歌います。あまり上手ではありませんが、そんなことは関係ありません。クリスマスコンサートが終わると学校は休みになります。12月15日くらいから1月2日くらいまでが、冬休みでした。

学校が終わる日は、皆が嬉しそうな顔で「メリークリスマス」と言って別れます。いつもは、「バーイ」と言って別れるのが、この日は全員が「メリークリスマス」と言います。そのシーンは、映画のようでした。そのままバカンスに出かける家族もいるし、ホームパーティーをする家族もいます。

町の様子

ショッピングモールでは、派手なクリスマスの飾りつけ。そして各家庭でも電飾キラキラのクリスマスの飾りつけを競ってやります。

基本は、外から見える場所にクリスマスツリー。もちろん夕方になるとライトが光ります。玄関には、派手なクリスマスリース。そして、庭には、トナカイの電飾。玄関の屋根沿いにも電飾を!これだけ飾ってあれば、とりあえず一安心でした。クリスマスだというのに、何も飾っていない家があると、逆にその方が不気味でした。それくらい一般的に飾りつけをします。

電飾は暗くなると自動的にライトが付くようにタイマーをセットします。これで、クリスマスにバカンスに出かけても、留守だとはわかりにくくなります。

いろいろな飾りつけをする家がありましたが、個人的には、窓辺全てにろうそくの明かり(もちろん、電飾)をつけてある家がシンプルで素敵でした。もちろん玄関には、品の良い大きなリースが飾ってありました。

アメリカのクリスマス
こんな感じ

クリスマスツリー

クリスマスツリーは、私たちの町では、ロウズ(Law’s)という大きなホームセンターで売っていました。もちろん、本物のモミの木。それを買う家庭は多かったです。

今では、IKEAでも購入して飾ることができますね。我が家は作り物の大きなツリーで飾りました。組み立てておおよそ1メートル80センチくらいの大きさでした。

その代わり、ロウズでモミの木の切れ端の枝を数本もらって帰り、自分でそれを束ねて真ん中に赤いリボンを付けました。それを、郵便ポストにつけたり、玄関の柱に括り付けたり。それだけで、雰囲気のある、飾りつけになりました。

学校でのクリスマスボランティア

我が家の子供たちの学校は、プライベートスクールでしたので、よく寄付金を募っていました。クリスマスになると、この学校の生徒さんのものすごく大きな庭がある家で、たくさんの電飾を飾りつけ、そこに入場料を払って、車で一周する、というイベントがありました。

車一台で10ドルほどでしたが、なんとその集金を学校の校長先生がやっていました。学校の家庭だけではなく、近所の誰もが入場できるようになっており、当日は車は大渋滞。とても、アットホームな学校でした。

クリスマスの料理

クリスマス当日は、家族で過ごすご家庭が多いですが、その前後には友人たちを招いてパーティーをする家庭も多くありました。

基本的なクリスマスの料理は、サンクスギビングと同じです。ローストターキーにクランベリーソース。マッシュポテト、パンプキンパイなどが一般的です。

カナダの家庭で招かれたクリスマスディナーはご主人が仕留めたムースのロースト

私たちは、一度主人の会社のご家庭にディナーに招かれました。そこのご夫婦は、カナダから来られて、毎年10月くらいになると、一か月ほどカナダにバカンスに行かれました。そこでご主人は森に入り、ムース撃ちをやりました。二人ペアで森にはいり、何日も木の上で見張ってムースを撃つとか。仕留めたムースは、すぐにその場で皮を剥いで、一人が見張り、もう一人が仕分けした頭、皮、肉を車で家まで運んだそうです。一往復では入りきれないほど大きなムースなのでしょう。

そのご家庭には、仕留めたムースの頭がいくつか飾ってありました。ディズニーランドのカントリーベアーシアターで、トナカイたちの頭が飾ってありますね。あんな感じ。そのうちの一頭の耳には、銃弾の跡もありました。

振舞っていただいた料理も、ムースの肉でした。そのままではとても臭くて食べられないということで、一か月ほど寝かせるのだとか(多分、そう言っていました)。ローストしてあり、ご主人が電動ナイフでサーブしてくださいました。肉自身は、とても柔らかくて美味しかったです。脂身が少なく、ビーフのような味わいでした。

カナダで仕留めたムースを料理して頂いて、もてなして頂けたことは、本当に一生の宝物だと思います。

ムースとは?

ヘラジカ

和名ヘラジカです。世界最大のシカ。別名オオジカともいいます。中国東北部、アメリカ北部、エストニア、カナダ、スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、ラトビア、リトアニア、ロシアに生息しています。英語ではエルク、北アメリカではムースと言います。体重は200から820キロ。頭から胴の長さは2メートルから3メートル。草食性です。水場を好みます。

ディナーに招待されたら

  • 指定された時間より、少し遅れて入ります(10分から15分程度)。
  • 必ずプレゼントを用意します。日本酒などは喜ばれる家庭は多かったです。あとは、日本の和傘とか。そういうものが無いときは、ポインセチアやワイン、チョコレートなど。
  • 家に入ったら、家の素敵なところを褒めます。そして、ご主人や奥様とハグ。今では、コロナなので無理ですね。
  • 飲み物を聞かれますので、コーラやお酒など無難なものを。
  • 料理が出てくるまで、簡単なオードブルが用意されているので、それをいただきながら、ご主人などと話しを進めます。

オードブルでは、何種類かのクラッカー、野菜、フルーツなどが大皿に盛られ、その中心にディップが置いてあるものが多かったです。野菜は、生のブロッコリーや生の人参、生のパプリカなど。フルーツもブドウなどは、皮ごと頂きます。

ディップは手作りされるご家庭が多く、ディップのレシピなどを聞くと喜んで教えていただけました。奥様とお話するときは、英語が出来なくても、これが美味しい、などと言うと喜んでレシピを書いていただけます。

他に、飾り棚に珍しいものがあると、その話題にすると良いと思います。こだわりを持って集めている方も多いです。そこのご家庭では、日本の銀杏の葉の形がめずらしい、と言って飾り棚に飾ってありました。

食事が終わると、その後はコーヒーやお酒をいただきながら、ご主人や奥様と話しをします。レシピの話をしてもいいし、そこでは、ご主人のムース撃ちの話が面白かったです(英語は分かりませんでしたが)。

日本人(特にエンジニアの男性)は、こういった場が苦手ですね。主人の会社の日本人男性3人、奥様方は私含め二人でしたが、とても貴重な体験でしたが、言葉の問題もあり、緊張しまくりでした。

クリスマス当日は、ほとんどのご家庭は家族で過ごします。

でも、25日はクリスマスグッズが値下がりするので、みんな一斉にショッピングに走ります。

一年で最大のバーゲンは12月25日のクリスマスバーゲン

クリスマスのリース、電飾、ツリー、食器など、さまざまなグッズは25日を境に大幅に値下げされます。半額どころか、75%オフのところも。もう、投げ売りのようになっているところもあります。みんなお店が開く前から車でオープンするのを待っていました。

我が家も当然並びました。行ったのは、比較的オシャレなクリスマスグッズを売っている、ターゲット。

ターゲットについてはこちらから

アメリカでの新生活(2)あのウォールマートへ

Christ-Birthday

でも、クリスマスは、聖なるキリストの誕生日です。本来なら厳かにキリストの誕生日を祝う日ですね。アメリカでも、家族と過ごして食事を楽しむ日ではありますが、やはりバーゲンは最大の楽しみのようです。この降誕人形もターゲットのバーゲンで買いました。素敵でしょ?

さて、次は一年で一番の楽しみ、クリスマスバケーション。このお休みでもちろん旅行に行きましたよ。

アメリカのクリスマス休暇旅行(フロリダディズニー、ユニバーサルスタジオ)

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