ビジネスでも使える、参加者の心をほぐすアイスブレイク

グループワーク 日常生活

このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。

今回は、アイスブレイクについて。

最初にアイスブレイクの意味をお伝えして、アイスブレイカーの心得、その後で準備も必要が無く、ストレスもかからない簡単なアイスブレイクの具体例を4つご紹介します。

私は社会福祉士の資格を取るために、社会福祉通信講座で単位を取りました。ここで単位を取るためには、数回のスクーリングに参加する必要がありました。

社会福祉士スクーリングのほとんどの授業の前に、アイスブレイクが取り入れられていました。この簡単なゲームがあると、自然と初対面の人ともほぐれて笑顔が出てきました。

グループワークの課題や新たにチームを組んで何かに取り組む前のアイスブレイク。ビジネスや講義の途中に挟んでも気分転換になります。

アイスブレイクとは

なぜアイスブレイクと言うのでしょうか?私たちは見知らぬ者同士の集団の場に入ると心と体は「アイス」のように張りつめています。その「アイス」の状態を「ブレイク(打ち破る)」ことがアイスブレイクです。見知らぬ者同士の人がいる場所で固い雰囲気を壊すことがアイスブレイクです。

アイスブレイクを仕掛けるひとのことをアイスブレイカーといいます。

アイスブレイカーの心得3つのポイント

見知らぬ人達の集団の前に立つとき、まず最初にやるべき3つのポイントがあります。

ポイント

アイスブレイカー自身が自己開示すること

参加者と共通点を見出せるような工夫をこらすこと

「いま、ここ」の気分を語ること

まず、自分のことを、ある程度まで相手に知らせておきましょう。

自己開示というと難しいですが、要するに自分のことから語りだせばよい、ということです。

自分の情報を流したあとで、参加者自身との共通点をさがしてもらいましょう。「私とあなた」の共通点を探すことが重要です。

アイスブレイカーは控えめに、ゆっくりとその日の気分を少し話しましょう。自己紹介は過去なので、「いま、ここ」のことを話しましょう。ゆっくりと。

出会いにとって、重要なのは、「いま、ここ」だけです。

アイスブレイカーのことを理解してもらったうえで、アイスブレイクを始めましょう。

道具もいらない、簡単にできるアイスブレイク4選

アイスブレイクの中には、新聞紙や道具、縄などを準備しなければならないものもいくつかあります。他にも、記憶力を競うものや英語力が試されそうになるものもあります。中には、子供や高齢の方の参加もあると思いますので、ここでは道具もいらず、ストレスのかからない、すぐにできるアイスブレイクを4つご紹介します。

バースデイチェーン

これは、誕生日ごとに並んでもらうゲームです。ランダムにグループ分けをしたい場合などにいいですね。40人くらいの研修や教室などでの場面に適しています。

アイスブレーカーはルールを説明します。

目的は、誕生日ごとに並んでもらうことです。

ルール
  • 何年かは関係なく、月日で並んでもらいます。
  • 決まりごとは、紙に書いたり、喋ったりしてはいけません。
  • 1月1日が最初で12月31日が最後です。

それだけ、説明してあとは実際にやってもらいます。

皆は、指で説明したり、アイコンタクトで並んだり工夫しながら並んでもらえます。

後出しじゃんけん

これは、午後1番、眠気を覚ますのに適しています

二人ペアを作ってもらいます。隣同士より、席の前後でペアを組まれる方が、見知らぬ人同志で組めるかもしれません。

ルール
  • ペア同志で、じゃんけんの後出しをする方を決めます。
  • 後出しのひとは、必ず負けなければなりません。
  • 何回か成功したら、今度は後出しの交代をします。

脳の活性化にも役立つ、簡単にできるゲームです。

指あそび

これも、午後の眠気覚ましに適しています

ペアで組んだりする必要もないゲームです。

ルール
  • まず、両手を握って前にだしてもらいます。
  • 右手は親指だけ、左手は小指だけ、立てます。
  • その次に同時に右手は小指だけ、左手は親指だけ、立てます。
  • 今度はまた逆に、ということを何度も繰り返します。

最初はゆっくりと、少しずつ早くしていきます。

笑顔や笑い声も出てきます。その場の雰囲気がぐっと柔らかくなります。

7じゃんけん

これもじゃんけんです。グループ分けをした後すぐにやると良いでしょう。グループごとに競い合うゲームです。グループの人数は3人から5人が適しています。

ルール
  • グループ全員でじゃんけんをします。
  • 全員の指の合計が7ぴったりになるまでじゃんけんをします。
  • どのグループが最初に7ぴったりになるかを競います。
  • もちろん、予め何を出すかは決めていてはいけません。

以上、4つほどご紹介しましたが、どのゲームもやりやすいように変えてやってかまいません。

どれも、その場の雰囲気を見て、必要な時にすぐ取り入れられるものです。

アイスブレイクのまとめ

アイスブレイカーの心得を3つ。

  • アイスブレイカー自身が自己開示をする
  • 参加者との共通点を見つける
  • 「いま、ここ」を語る

アイスブレイクの具体例を4つ。準備もいらず、参加者はストレスは感じません。

  • バースディチェーン
  • 後出しじゃんけん
  • 指あそび
  • 7じゃんけん

をご紹介しました。いろんな出会いの場で活用できるかと思います。ビジネスや講義の途中に挟んでもよい気分転換になります。簡単なものばかりですので、是非心の片隅に覚えておいていただけると嬉しいです。

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