転勤族で突然のアメリカ赴任。まず主人がアメリカで準備すること

かえるの人形がスーツケースを持って引っ越している アメリカ生活

こんにちは。このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。

あっこさんと申します。主人の転勤でアメリカに4年間、子供連れで住んでいたことがあります。

アメリカでの生活、私自身の体験を情報発信できればと思っています。

転勤族の海外赴任

主人は、普通のサラリーマンです。

いわゆる転勤族でした。だいたい4年に一度の転勤がありました。

日本国内のこともありますが、海外のこともありました。

一度は主人だけ単身赴任にもなりました。

子供が小さいうちは、私と子供も一緒に引っ越しをしました。

子供連れのご家庭では、ご主人が先に海外へ行き、基盤を整えて、その後奥様とお子様が海外へ転出されると思います。

今回は、先に海外へ行ったご主人が赴任先で調べること、準備することを調べてみました。

国内転勤

最初は、国内の転勤。

言葉も違い、生活環境も違うところでした。

いわゆる社宅に入りました。

下の子は、生まれたばかり。

上の子は幼稚園でした。上の子も幼稚園に入園したばかり。

新しい制服を着て入園式を迎えた、その一か月後くらいに転勤の辞令が出ました。

車がないと、苦労するよ、とは主人の会社の方が教えてくれました。

私は自動車の免許は持っていませんでした。

運転が出来ると楽しく生活できましたが、その必要を感じなかったのです。

でも、新しい土地では車の運転は必須でした。

買い物をするにも、スーパーは遠く、主人が休みの日に車を出してもらって、まとめ買い。

近くにコンビニもないような所でした。

もちろん、カフェや本屋なども近所にはありません。

車が必要、ということは自然がたくさんある、ということ。

社宅の中には、プールもあり、小さいながらも公園があり、

町内の運動会などもあり、小さな町でしたが、みんなが顔見知り、

という土地でした。

子供が小さいうちは、自然が豊かだと、それだけで得るものが大きいものです。

冬は雪も降り、大変なところでしたが、

そのうちに社宅内で友人もなんとかできて、暮らしていくことが出来ました。

次はアメリカ。先にアメリカで準備すること

4年もたてば、また関東に戻れる、と思っていたところ、

次の転勤先はアメリカでした。

何をどうすればいいのか。

全くわからないまま、アメリカに行くことになりました。

まだ、ニューヨークとか、サンフランシスコとかなら良いのですが、

ノースカロライナ州というところでした。

東海岸のほうでした。

子供たちは、上の子は4年生、下の子は幼稚園でした。

とりあえず、主人が先にアメリカに行き、主人は最初は小さなアパートに住み、

その後私たちが住む家を探すことになりました。

海外赴任の準備チェックリスト(先に出発する主人が準備したもの)

  • 赴任先の周辺情報
  • 生活費の計算
  • 住まい、住居の手続き
  • 現地で通う子供の学校
  • 個人、会社での保険
  • 自動車関連の手続き
  • 健康診断・予防接種

赴任先の周辺情報

その地域の治安は安全か、病院やスーパーはあるか、交通機関はどうなっているか、などを調べます。

具体的には、

  • スーパー
  • 病院
  • 学校
  • 役所
  • 銀行
  • 郵便局
  • ホテル

などでしょうか。そこに行くまでの交通手段も調べておきます。

生活費の計算やカードの準備

海外赴任でのお給料は、会社によりますが、日本円で支払われる分と現地通貨で支払われる分があります。手当もつきますので、日本で勤務していた時よりもお給料は上がることが多いです。

ですが、赴任先により、物価は異なり、日本食の食材やレストランは比較的高価なので、日本と同じような生活をしようとすると、出費はかさみます。手当は、そうした場合の補助として出されるようです。

現地での金銭面の準備としては

  • 現地通貨の用意
  • 国際クレジットカードの用意
  • トラベラーズチェックの用意

などがありますが、早いうちに現地での銀行口座を開く必要がある場合があります。銀行口座は、アメリカの場合はソーシャルセキュリティーナンバーがないと、開くことができず、主人の場合は、会社の方に相談して開くことができたようです。

住まい・住居の手続き

住まいを探す場合には、通学する子供がいるか、いればその学区の学校はどんな環境か、親は車で送り迎えができる学校があるか、などを重点的に考えます。

我が家の場合は、比較的環境の良いエリアに社宅(会社が保有している一戸建て)があったので、そこを利用させてもらうことになりました。もちろん社宅費は払いました。

現地で通う子供の学校

三つの選択肢があります。赴任先によって、選択肢が限られているところもあります。我が家は、現地校と補習校に限定されていました。

インターナショナルスクール

国際的な教育が受けられます。英語で学習を受けられるので、英語力が身に着きます。学費が高いことがデメリットです。日本にも数校ありますね。

現地校

現地の公立校は現地の言語を習得できやすいことがメリットです。先生と生徒とコミュニケーションを取ることが難しい場合があります。週末には、日本語補習校に通う生徒が多いです。ですが、家庭内での日本語、週に一度程度の日本語教育では、日本語の上達は難しいです。インターナショナルスクールや現地校に通っていた子供は、帰国したときに帰国枠で学校に入ることができます。ある程度の期間が必要となりますので、帰国する際には希望する学校のことは、よく調べておきましょう。

日本人学校

文科省の認定を受けているので、日本と同等の学習が受けられます。帰国後に学力の問題は生じにくいです。ですが、言語や国際性は学びにくいです。帰国しても帰国枠で学校に入ることは難しいところもあります。日本人学校から現地校に転校させた知り合いもいます。帰国枠を扱っている学校のことは、よく調べておきましょう。

アメリカの学校についてもう少し知りたい方はこちらから

日本人学校か現地校か。現地校(ESLクラスもなし!)では教科書はレンタル。そして補習校(9)

個人・会社での保険

海外に転籍か、赴任かで保険も異なってきます。

赴任の場合は、駐在保険、転籍の場合は会社の保険が用意されている場合が多いようです。

自動車関連の手続き

日本の自動車免許証の有効期限を確認しておきましょう。

赴任途中で切れる場合は、更新期間の前に特例更新を行えます。一時帰国のタイミングで更新できればよいですが、それが出来なかった場合は免許の取り直しとなるので、注意しておきましょう。

国際運転免許証も取得しておきましょう。有効期限は1年です。

健康診断・予防接種

赴任前には健康診断を受診する必要があります。また、国によっては感染症の予防接種も勧められます。

健康診断は、従業員を6か月以上海外に派遣する場合は渡航前と帰国後に健康診断を受診させることが事業者に義務づけられています。

予防接種についても、赴任先で流行している感染症を確認して、予防接種を進められることがあります。

我が家の場合は、会社指定の病院で一日がかりで健康診断を受けました。

海外赴任をする方へ、心の持ち方のコツ

先に出発した主人はスーツケースを二つ持ち、アメリカへ。現地には、既に同じ会社の日本人が単身赴任で4名いたので、最初はホテル暮らし。その後は、用意されていた社宅に(家具は前任者からのいただきもの)住んでいました。

先に主人が数か月アメリカで過ごし、基盤を作ってもらえると、その後の家族は随分楽です。楽とは言っても、大変です。特に子供連れだと学校の心配は大きいです。

でも、外国の言葉や文化を数年間学べるチャンスなんて、ほんとに恵まれたこと。

しかも、会社が費用を持ってくれる。堂々と海外旅行もできる、そんな気分で楽しく準備をすることが大事です。

この年になって、しみじみ思うのは子供が小さいときに外国の人達と長いこと触れ合うことができたのは、大きな財産だった、ということです。子供たちは、帰国してからずっと日本に住んでいますが、今でも外国の方たちの前に出ても、緊張はしない、と言っています。私は相変わらず滅茶苦茶緊張しますが。でも、当時よく聞いていた音楽を今聞いたりすると、妙に懐かしく感じます。また住みたいかな、とも思ったり・・。是非、楽しんで準備をしていただけるといいと思います。

NEXT

アメリカ赴任への準備(2)残された家族がやるべきこと(住民票の除票、予防接種、引っ越し手続き)

コメント

タイトルとURLをコピーしました