こんにちは。
シニアのあっこさんと申します。
私は50台後半になって、社会福祉士の資格を取りました。
いまでは、パートで社会福祉士の資格を利用して、お仕事しています。
もう60歳超えているのに、本当にありがたいです。😊
今回は、仕事をするうえで欠かせない、アセスメント、それもなかなか言葉で表現することが難しい子供たちのアセスメントのヒントをお伝えしたいと思います。
アセスメントについては、よろしければこちらからどうぞ
何より大事なことは相手の信頼を得ること
まずは、自分が相手にとって信頼できる人間だということをお伝えしましょう。
伝えると言っても、私は信頼できますよ、と伝えても、そのまま信頼してもらえることはないですよね。
ここで、大事なことは
- 相手との約束は必ず守ること
- どこかに共有したいと思ったら、本人の了承をもらうこと
- できないことは、きちんと伝えること
- 嘘はつかないこと
- 相手にきちんと向き合って話をすること
が大事になってきますね。
①の相手との約束は、遅れてしまうとか、キャンセルの時などの連絡は、しっかり取りましょう。きちんとお詫びの言葉も伝えることを忘れないようにしましょう。
②の共有については、最後でもいいので、今日のお話を○○さんにもお話してもいいですか?と了承を得るようにしましょう。
③のできないことについては、相手の様子を見ながら優しい言葉で穏やかに伝えましょう。
④の嘘はもう、普段の生活でももう、ご存じですよね。嘘をついたことが何らかでばれてしまうと、一気に人間関係が崩れてしまいます。
子供たちのアセスメントはどうする?
大人であれば、会話をしながらアセスメントができますね。
でも、言葉で表現するのがなかなか難しい子供たちはどうするのでしょうか。
次は、子供の中でも比較的年齢の低い子供たちを対象にしたアセスメントの手段を伝えします。
子供たちの信頼を得るために、上記の四つは必ず守ったうえで、お話を進めていきましょう。
お話を進める、と言っても面と向かって座って話し合い、は難しいですよね。
そこで、有効なのが、アナログゲームです。
アナログゲームの活用
このアナログゲームには、二つの目的があります。
訪問時、面談時の本人の緊張緩和、関係作り
本人のアセスメント
二つ目の本人のアセスメントについては、心理、発達面では、医師や心理士に見立ててもらうことが望ましいのですが、適切な診察や検査に結び付けるためには、保護者、本人の理解や日常生活の困難さに関する情報が必要となってきます。情報の不足を埋めるのにとても役立ちます。
アナログゲームの活用方法
いくつかのゲームがあります。オセロ、トランプ、かるた、将棋、チェス、その他にもいくつかのカードゲームがありますね。
将棋やチェスなどはある程度高学年でないと難しいですね。
人生ゲームなどは、ゲームばかりしている不登校のお子さんたちに、世の中のことを教えてあげたりすることもできます。
ただ、トランプなどは鞄にそっと入れておくことができますが、人生ゲームは比較的サイズが大きくなってしまうので、どこかの施設などに常備されるといいですね。
ゲームをしながら何を見る?
ゲームをしながら、相手のことをよく見ましょう。見ていくポイントとしては、
知的に課題はないか
何に興味を持っていそうか
ゲームに飽きていないか
ゲームを勧めながら、話を進めることもできますね。意外とゲームになると、興味のあることや家族間のトラブルなどをポロっと話してもらえることもあります。
よく見る、と言っても相手の顔をじろじろ見たりするのはやめましょうね。目を伏せていても、相手がこちらを見ている、というのは感じるものです。
子供のアセスメントのまとめ
いかがでしたか?
今回は、子供のアセスメントのヒントを一つお伝えしました。
子供向け、と言っても普通にトランプや将棋、オセロなどは大人相手でも有効な場合があります。他に面と向かって話をするより、散歩をしながら話をするのもいいですね。
同じものを見ることから、コミュニケーションは生まれます。
工夫はいろいろできると思います。
是非、みなさんも工夫してみてください。そして、良いアイデアがあったら是非教えていただけると嬉しいです。
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