社会福祉士試験対策ー最低これだけやれば完璧

必死に試験勉強 社会福祉士

こんにちは。あっこさんと申します。私は社会福祉士の資格を50台後半で取りました。

大学では文系でしたが、社会福祉を全く知らない状態で通信で2年間学んだあとの試験でした。

試験と通信課程との学びは、全くと言っていいほど異なるものです。

今回は、国家試験の対策の標準的な勉強法をお伝えしたあと、私なりのコツをお伝えします。

国家資格の社会福祉士の試験

社会福祉士の試験は、年に一度。毎年2月初旬ごろにあります。申込期間は前年の9月上旬から10月上旬ごろです。受験費用は2021年時点で19,370円です。

試験科目は18科目群。マークシート方式で、60%程度が合格ラインです。ただし、全体で60%取れたとしても、正解が一つもない科目があれば不合格になるため、全ての科目で1問以上の正解が必要です。

受験資格のある人が受験することができます。受験資格についてはこちら

定年後でも取れる社会福祉士の資格はお勧め

社会福祉試験は合格率30%の難関試験です。科目数も多いです。合格のためには、対策が必要です。

社会福祉士の試験のための勉強方法

一般的には、勉強時間は300時間程度必要と言われています。300時間の学習時間を確保するためにどれくらいの期間がかかるでしょうか。

おおよそ、一日2時間の勉強を週に5日勉強した場合は、7.5か月かかってしまいます。

仕事をしながらの勉強はとても大変です。毎日少しずつ時間を確保することが大事になってきます。

社会福祉士の試験勉強時間の確保

時間を有効に使うことが大事になってきます。少なくとも、土、日などのお休みの日はここは踏ん張って勉強時間に充てたいところです。

また、平日は通勤時間を利用して勉強する。帰りがけに一時間カフェやファミリーレストランで勉強する、など落ち着いた環境で取り組む工夫も必要です。

試験勉強のモチベーションを確保する

一人で隙間時間を見つけて勉強することを長く続けることは大変です。そういう時に頼りになるのが、一緒に受験する仲間です。通信教育でもスクーリングの時に連絡先を交換しあい、勉強法を伝えあったり、励ましあったりすることはとても大事です。

また、土、日や仕事帰りの学習時間の確保もとても大事です。家族の協力なしでは、確保は難しいです。ご家族にも手伝ってもらい、少し家事を手伝ってもらうなどの協力もお願いしてみてはいかがでしょうか。

また、時にはリラックスする時間も大事です。勉強のことを忘れてリラックスしてゆっくり過ごす時間も是非確保しましょう。

社会福祉士試験に合格するためのポイントは?

毎年変わる法改正

福祉業界は、毎年何らかの法改正が行われています。そのため、試験も最新のものが出されるため、その年に改正された内容はしっかりチェックしておきましょう。テキストや問題集も最新のものを使いましょう。

時間配分が大事

問題の量はとても多いです。おおよそ一問あたり、1分30秒以内で回答する必要があります。問題文も難解な表現のものも多く、回答しやすい問題からまず最初に回答していく必要があります。考えなおしたい問題には、チェックを入れておきましょう。

模擬試験と受験対策講座を受ける

通信教育の養成校で実践されているところもあります。他に、出版社が提供している受験対策講座もあります。模擬試験は一度は受けておいたほうがいいでしょう。その後に、対策講座を開いているところもありますが、今はコロナの影響でオンライン講座になっているかもしれません。

これは、日本社会福祉士会のホームページです。2021年度受験対策講座と統一模擬試験実施一覧が記載されています。

受験対策講座実施一覧(2021年度) | 日本社会福祉士会

個人的には中央法規の対策講座をおすすめ

いくつかの受験対策講座が用意されています。私は、養成所の講座と中央法規の対策講座を受講しました。

個人的には、中央法規の講座の方が、対策講座の専門の先生方が教えていただけるので、要領よくまとめられており、分かりやすかったです。

試験前一か月からでも大丈夫。試験対策ポイント(私の場合一度で合格)

私自身、こつこつと普段から2時間ずつ、という勉強は苦手でした。養成所の先生からは、試験対策の勉強には、二つの方法がある、とのこと。

一つは、毎日2時間ずつコツコツと取り組んでしっかり自分のものにしていく

二つ目は、試験前に一週間の期間、みっちり毎日8時間勉強する

というものでした。

一つ目は、上記に示した一般的な、お勧めされている勉強法ですね。

二つ目は、完全に試験対策に特化したもの。いわゆる一夜漬けです。私は、こちらが向いていました。

一週間、毎日図書館に通いました。朝の9時から夕方の5時までずっといました。お昼休みも一時間とりました。

完全に試験当日と同じ状況にしました。

そこでやった勉強法は、

  • 過去問(2~3年前のもの)を朝からしっかり解きます。
  • 解いたら、それを答え合わせ。
  • 間違ったところは、もう一度問題を読み、解説もしっかり読みます。
  • 読み終わって、納得したら、再度最初から問題を解きます。
  • そうして、また答え合わせ。
  • また、間違ったところの問題文と解説をよみます。
  • 以上を90%ほど正解するまで続けます。

これを一日でやります。

どうですか?結構ハードですよね。でも、これをやるとおおよその試験内容が分かってきます。大きなポイント、押さえるべき暗記事項もわかってきます。

はじめは、2~3年前のものを解き、一週間の最後の方は、去年の過去問を解きます。これを一回で80%以上取れれば、ほぼほぼ合格できると思います。

この頃には、暗記すべきポイントが分かっていますので、そのポイントを単語帳などに書き出して普段からそれを眺めます。

この作業を一か月前ほど前から始めれば、大丈夫。過去問に取り組む1週間は、土、日のみを一か月かけてやっても大丈夫です。

あまり早くに取り組んでしまうと、逆に忘れてしまうこともあるので、一夜漬けの方が得意な方は、この方法で取り組まれてもいいと思います。もちろん、コツコツ型の方たちにも有効だと思います。

私は、この勉強法でなんと、一度で合格しました!!

お勧めの過去問集はこちらから

来年度版(2024年度版)が出てますね

試験当日までにやっておきたいこと

もちろん、体調管理は大事ですね。インフルエンザの予防接種や、コロナのワクチンなど。

そして、その他にやっておきたいことは、実際の試験会場に一度行かれておいたほうがいいと思います。

近くにコンビニなどは、あるか、公共交通機関はどの程度頻繁に来るか、試験会場までの道のりの確認など。できれば、試験開始時刻に合わせて混み具合なども確認されておくと安心ですよ。

私の場合は、駅からバス利用でしたので、一度行っておいてよかったです。バス停の確認と時刻表も確認できました。

グーグルで行き方が出ますが、意外と遠回りだったりします。是非ご自分の足でその場所の空気も感じ取ってください。

試験は年に一回。是非体調を崩さないように気を付けて。そして、試験前日は早めに寝てしまいましょう。リラックスして、だめならまた来年もあるんだ、ぐらいの気持ちで臨んでください。

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