こんにちは。
このブログを訪問していただいて、ありがとうございます。
今日は、まず最初にアメリカ赴任中に下の子の幼稚園でくまのぬいぐるみのエピソードを3つご紹介。
その後、何故アメリカはくまのぬいぐるみが多いのか、についてお伝えします。
ほんと、アメリカってクリスマスになってもくまのぬいぐるみが大量に飾ってあるし、
子供は「全員持っていた!」と言い切っています。
くまのぬいぐるみのエピソードを3つご紹介
幼稚園だった下の子は、何かというとくまのぬいぐるみとのかかわりが多かった気がします。
今思い出せることが3件ありますので、それをご紹介。
まずは第一弾!くまのぬいぐるみで大きい、小さいをお勉強
まだ新学期が始まって間もないころ、先生から「明日は、くまのぬいぐるみをなんでもいいから持ってきて」と言われました。
明日?くまのぬいぐるみ?
私は、まだ引っ越し荷物も届いていないし、くまのぬいぐるみは今はないと思う、
と伝えましたが、
「なんでもいいのよ~」とにっこり。
仕方なく、早めにぬいぐるみを探しました。最悪の場合、主人に頼んで誰かから借りるしかありません。
なんとか見つけたのが、上の子が日本を離れるときにもらったこの子。

この子は、マグカップの中に入っていました。おおよそ10センチくらい。横にあるボールペンより少し大きいくらい。
こんなに小さいので大丈夫かな?と思いましたが、持たせました。
その日の午後、子供は小さなクレヨンセットを先生からもらってきました。
先生の説明では、今日は大きい、小さい、の話をしたそうです。そこで、うちの子が持って行ったぬいぐるみが一番小さかったとのこと。ごほうびにプレゼントをもらったとのこと。
うちの子は嬉しそうにしていましたが、くまのぬいぐるみってそんなに一般的に持っているものなのかな?と思いました。
そして第二弾 特別な子には、大きなクマのぬいぐるみをお持ち帰り
それから数か月。
やはり下の子のくまのぬいぐるみのエピソード第二弾となります。
お迎えに行くと、少しべそをかきながら大きなくまのぬいぐるみを抱えていました。

この子の名前は、「クリストファー」。
一緒に絵本も持っていました。
先生によると、その日のスペシャルな子供にくまのぬいぐるみを一晩貸して、次の日にまた持ってきてもらうようにしているとのこと。
スペシャルな子供だから、理由はいろいろ。特によい子だったり、何か大変な子だったり。
うちの子は、何か大変だったのでしょう。夕方になっても泣いていました。
理由を聞いても、何も答えてくれませんでした。
絵本は、英語だったので、理解できないようでしたが、クリストファーがいて、よかったね、という話しかできませんでした。
いよいよ第三弾 なんと遠足はくまのぬいぐるみ専門ショップ
そして、やはり下の子のくまのぬいぐるみのエピソード第三弾。
小学校1年の遠足のときです。
州都であるローリーまで子供たちは、遠足に行きました。
ボランティアのお母さんたちが車を出して、大きなショッピングモールまで行きました。
行ってきたお店は、ご存じの方もいるかもしれませんが、
「ビルド ア ベアー ワークショップ」。
ここでは、気に入ったぬいぐるみと服装を選んで、世界にひとつだけの自分のぬいぐるみを作ってもらうというぬいぐるみ専門店。
そこで、ランチを食べておしまい。
不思議な遠足でした。
うちの子が作ってきたぬいぐるみは、なんと「かめ」でした。
お腹を押すと、グーーと鳴いたと記憶しています。残念ながらもういません。
アメリカでは小さい頃からくまのぬいぐるみに関わることが多いのはなぜでしょうか。
少し調べてみました。
くまのぬいぐるみ「テディーベアー」の歴史
アメリカのデパートに行くと、いたるところにくまのぬいぐるみが飾ってあります。
クリスマスになると、くまのぬいぐるみでクリスマスツリーが出来上がっています。
くまのぬいぐるみと言えば「テディーベアー」ですね。
テディーベアーと言えば、シュタイフ社のくまのぬいぐるみが有名ですが、
そちらに紹介されていました。
テディベアの名前の由来は第26代アメリカ合衆国大統領セオドア・ルーズベルトのエピソードから来ています。1920年に大統領は熊狩りに出かけ、瀕死の熊に出会いましたが、大統領は可哀そうに思い、撃ちませんでした。それが新聞に掲載され、それを見たお菓子やさんが、一体のぬいぐるみを作りました。それが、セオドア(Theodore)大統領のニックネーム”テディ”をもらって「テディベア」と名付けたのが始まりと言われています。
シュタイフ公式サイトよりもっと詳しく知りたい方はこちらから
他にもティーワイビーニーのくまのぬいぐるみも
その後、私たちもアメリカ国内をいろいろ旅行することができるようになりましたが、
気になったのは、どこの州に行っても似たようなぬいぐるみがお土産屋さんに並んでいたこと。

これは、ティーワイビーニーというぬいぐるみ。
一つはフロリダで買ったもの(ムム?これは偽物かな?)。もう一つは、日本で買ったのかな?日本ワールドカップの時のものですね。
耳に「ty」というハート型のタグをつけていますね。
これは、ティー・ワイ社のもので、1986年に設立。1990年には大流行し、コピー商品も出回りました。多くのシリーズがあります。
アメリカでは、ぬいぐるみ=くま、という印象です。
テディーベアがセオドール大統領から来ている、ということは上の子も知っていました。
皆が知っている事実で、小さい頃から教えてこられるとか・・。
みんな、一家に一匹はくまのぬいぐるみを持っている!と子供たちは主張しています。
アメリカの方たちにとっては、とても懐かしく、心の癒しになっているのかもしれません。
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