こんにちは。このブログを訪問してくださって、ありがとうございます。
あっこさんと申します。シニアです。
主人の海外赴任に子供を連れて、アメリカに4年間住んでいたことがあります。
古いかもしれませんが、当時の情報を少しでもお役に立てればと思っています。
今回は、アメリカに着いてすぐ日本人スタッフの方たちから歓迎会をしていただいたお話です。
まだ時差ボケが戻らない時に
日本人スタッフからの歓迎会がありました。
日本人の上司の奥様がアメリカに遊びに来られており、その方のお宅で歓迎会が
行われました。
日本人は4人。主婦は私ひとり。どきどきの歓迎会
日本人スタッフはなんとたったの4名。
ひと家族だけご夫婦で滞在されていましたが(子供はいませんでした)、
その方は主人と入れ替わりで他の土地へ転勤です。
アメリカに渡る前に、事前学習をしておきました。
アメリカの歓送迎会。今から20年前に聞いていた恐ろしい習慣
このお話は、今から20年以上も前に、本を買って学習していたものです。もちろん、きちんとした本ではなく、海外駐在員の妻がどんなに大変か、面白おかしくイラスト入りで書いてあったものなので、今では随分違っていると思います。そこで学んだことをちょっとご紹介。
- 奥様方の日本人会には職種により階級がある
- 歓迎会では、お土産を忘れてはならない
- 日本人の奥様方(上司の奥様)には、気を付けるように
- 歓迎会より送別会の方が大事(送別会には、必ず出席するように)
職種による階級とは、
- 官公庁、商社、銀行、保険会社などの大手企業
- 上記以外の大手企業、弁護士、医者などのエリート
- 中小企業
- 個人事業(レストラン、などの日本人経営の店など)
という風に、おおよその順位が決まっており、その順位で奥様方が偉い、と聞いていました。さらに、同じ企業の中では、もちろん上司の方が上。
日本では、そのような階級意識はないと思いますが、海外に行くと不思議なことにその階級制度がはっきりとした形ではなくても、存在するとか・・。
そこでの日本人会の歓迎会には、絶対出席すること。そして、手土産を忘れてはならない!と。もちろん手土産は、あまり高すぎず、安すぎず。人数にもよると思いますが、一人200円くらいから500円ほどの物がベスト。
そして、それ以降は、
- 集まりがあるたびに必ず出席する
- 服装は、上の位の方に合わせる(より、チープなものがベスト)
- ポットラックパーティーに持ち寄る食べ物は、人数分を把握して、小さく一口サイズにきれいにまとめる
- どこかの会場に向かう場合は、下の奥様が上の奥様をお誘いしてお迎えに上がるのがベスト
恐ろしくないですか?海外では、情報が命でした。帰国するときの子供をどの学校に入れるか、海外で子供に家庭教師をつけるのは、どの人がいいか、などの情報は、既に詳しい人から聞いていくしかありませんでした。当時は、今のようにネットが一般的ではなかったからです。
幸いなことにこの土地は、他の日本人は全くいませんでした。
これはこれで大変ですが、とりあえずはひと安心。
お土産は、あまり後に残らない男性にも喜ばれるだろう、お煎餅か何かを持って行った気がします。
歓迎会の上司の家。滅茶苦茶素敵!
会場は上司の家。
近くにゴルフ場があり、その中に家があるという抜群の環境でした。
玄関は車寄せがあり、家の中はひろーい(何畳か分からない・・2~30畳?)リビング。
ダイニングも素敵です。
いかにも、ザ、アメリカンハウス!という感じ。
食事は、お皿に山と盛られたトンカツや、サンドイッチやパスタなど。
私は緊張バクバクであまり食事は喉をとおりませんでした。
歓迎会に奥様はお二人。
そのうちのお一人からいろいろ教えていただけるのかと思っていましたが、
お二人ともお忙しそうで、そういうわけではありませんでした。
上司の奥様は、アメリカには半年ごとに3か月ほど滞在して
テニスをやったり、買い物をしたりでアメリカの生活を楽しまれているようでした。
転勤していかれる奥様も、日本人の友達がおり、その方とゴルフをしたりダンスを習ったり。
そんな生活は私は少し苦手としていたし、何より子供のことが気がかりでした。
一人で頑張るしかない。母は強し?
基本的にはアメリカの土地になれることと、学校の手続き等は主人と一緒にやることに
なりそうでした。
幸い、日本人スタッフにはアメリカ人のセクレタリがついていて、
何かあると交渉していただけるとのことでした(日本語は全くダメ)。
まずは、私一人で車で買い物に行くことができるようになることと、子供たちの学校決めと手続きが控えていました。
車は免許取り立てで、しかも左ハンドル、右側通行。
英語は全くと言っていいほど喋ることができません。
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