アメリカでの新生活(4)アメリカの学校事情(公立か私立か)

アメリカの学校で使うクレヨン アメリカ生活

子供たち二人(幼稚園年長と小学校4年生)の学校はどうするか。

予め主人も調べておいてくれました。

以前、子供連れで赴任されていたご主人からと、

現地のスタッフさんからお話を聞いたようです。

アメリカの小、中、高校は、何年までか

学校制度は州によって異なるようですが、ノースカロライナでは

小学校は5年生まで

中学校が3年

高校が4年生

となっていました。

問題は、公立にするか私立にするか、でした。

両方ともランチ(給食)制度はあるようでした。

公立の場合

公立だと、学区の問題があります。

比較的良い環境の学区の学校は落ち着いている。

そして、ダウンタウンで貧困家庭の多い学区は荒れている。

通学はスクールバスになります。車で送迎しても良いそうです。

スクールバス
子供がもらったスクールバスのおもちゃ

高校になると、自分で免許を取って車で通う生徒もいます。

スクールバスも荒れているところでは、あまり乗せない方がいいとか・・。

以前この土地に赴任されていたお子さんは、公立だったとのこと。

でも最初は英語がわからず、クラス分けで一番下のクラスに入れられたそうです。

一番下のクラスは環境が悪いのはもちろん(授業中きちんと聞けない、学校に麻薬や拳銃を持ってくるなど)、先生も比較的教えるのが苦手な先生だったとか・・。

その方のお子さんは、とても頑張るお子さんだったので

年を追うごとに良いクラスに上がれ、上のクラスになるほどに先生も良い先生になり、勉強も頑張り、

サッカー部の部長にまでなったそうです。

面白いことに、その公立(高校)では、PTAの集まりなどでは

成績の良い生徒の保護者が止められるパーキングスペースが決まっており、

学校の集まりに行くたびに優越感を得られるとか・・。

でも、そういうルールがあるとしたら親は子供の教育に熱心になるかもしれません。

私たちの住まいはあまり環境の良い学校には行けなさそうでした。

この土地は、良い学区は住宅の価格や家賃が高いそうです。

現地のスタッフさんからは、子供を将来アメリカに住まわせるつもりなら

揉まれた方がいいので、公立にした方がいいと言われたそうです。

(私立でも充分言葉の壁で揉まれると思いましたが・・。)

私立の場合

私立の学校には、とても素晴らしい学校がありました。

幼稚園から高校卒業まで、家族ぐるみで先生たちが面倒を見てくれる学校でした。

とても面倒見がよく、この土地の富裕層は比較的この学校に行かせているようでした。

ただ、学費は高かったです。

一人年間100万円ほどしました。

スクールバスは無く、車で送り迎えしなければなりません。

ボランティアに熱心な家庭が多く、ほとんどが白人家庭とのことでした。

以前、日本人がこの学校に通わせた経緯があり、そのご家庭はとてもボランティアにも熱心で良かったそうなので、受け入れは比較的大丈夫だろうとのことでした。

結局、この私立に二人とも入れることにしました。

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