子供たち二人(幼稚園年長と小学校4年生)の学校はどうするか。
予め主人も調べておいてくれました。
以前、子供連れで赴任されていたご主人からと、
現地のスタッフさんからお話を聞いたようです。
アメリカの小、中、高校は、何年までか
学校制度は州によって異なるようですが、ノースカロライナでは
小学校は5年生まで
中学校が3年、
高校が4年生
となっていました。
問題は、公立にするか私立にするか、でした。
両方ともランチ(給食)制度はあるようでした。
公立の場合
公立だと、学区の問題があります。
比較的良い環境の学区の学校は落ち着いている。
そして、ダウンタウンで貧困家庭の多い学区は荒れている。
通学はスクールバスになります。車で送迎しても良いそうです。

高校になると、自分で免許を取って車で通う生徒もいます。
スクールバスも荒れているところでは、あまり乗せない方がいいとか・・。
以前この土地に赴任されていたお子さんは、公立だったとのこと。
でも最初は英語がわからず、クラス分けで一番下のクラスに入れられたそうです。
一番下のクラスは環境が悪いのはもちろん(授業中きちんと聞けない、学校に麻薬や拳銃を持ってくるなど)、先生も比較的教えるのが苦手な先生だったとか・・。
その方のお子さんは、とても頑張るお子さんだったので
年を追うごとに良いクラスに上がれ、上のクラスになるほどに先生も良い先生になり、勉強も頑張り、
サッカー部の部長にまでなったそうです。
面白いことに、その公立(高校)では、PTAの集まりなどでは
成績の良い生徒の保護者が止められるパーキングスペースが決まっており、
学校の集まりに行くたびに優越感を得られるとか・・。
でも、そういうルールがあるとしたら親は子供の教育に熱心になるかもしれません。
私たちの住まいはあまり環境の良い学校には行けなさそうでした。
この土地は、良い学区は住宅の価格や家賃が高いそうです。
現地のスタッフさんからは、子供を将来アメリカに住まわせるつもりなら
揉まれた方がいいので、公立にした方がいいと言われたそうです。
(私立でも充分言葉の壁で揉まれると思いましたが・・。)
私立の場合
私立の学校には、とても素晴らしい学校がありました。
幼稚園から高校卒業まで、家族ぐるみで先生たちが面倒を見てくれる学校でした。
とても面倒見がよく、この土地の富裕層は比較的この学校に行かせているようでした。
ただ、学費は高かったです。
一人年間100万円ほどしました。
スクールバスは無く、車で送り迎えしなければなりません。
ボランティアに熱心な家庭が多く、ほとんどが白人家庭とのことでした。
以前、日本人がこの学校に通わせた経緯があり、そのご家庭はとてもボランティアにも熱心で良かったそうなので、受け入れは比較的大丈夫だろうとのことでした。
結局、この私立に二人とも入れることにしました。
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